七五三は、子どもが生まれてきてからこれまで成長に感謝し、これからの健やかな成長を祈る日本の伝統的な儀式です。
七五三は、毎年11月15日付近のお日柄がいい日に神社やお寺に参拝し、御祈祷を受け家族写真を撮ることが慣例になっています。
ただ、コロナ渦の影響もあり最近では、時期にこだわらず家族の都合に合わせて参拝の日程を決めるご家庭も増えてきました。
この記事では、さいたま市で出張カメラマンとして活動しているBiblio Booが、特に悩まれる七五三記念写真における年齢別のおすすめのタイミングについて解説します。
前撮りと当日撮りとどちらがいいか悩まれている方は、自分のお子様の状況に当てはめて読んでみてください。
始めにこのブログのポイントから解説していきます。
七五三の撮影方法は、前撮り・当日撮り、後撮りとタイミングは大きく分けて3パターンとなります。それぞれメリットやデメリットがありますが、ご家族にあった撮影方法を選択すれば問題ありません。
ここ最近では前撮りを選ばれるご家庭は多いですが、前撮りはスタジオ撮影の場合がほとんど。
予約枠が決まっているスタジオでの前撮りは後ろの予約を気にして気持ちに余裕がなくなることが多いため、イヤイヤ期の重なる3歳と、写真撮影だけだとなかなか乗り気になってくれない5歳の男の子の場合はいい表情のお写真を撮るのが難しく、あまりおすすめではありません。
一方で、昭和初期以前に作られ状態のよく、特に「大正ロマン」を感じさせるアンティーク着物を七五三には必ず着たい!ヘアセットもメイクもバッチリと行いたい!髪飾りや小物にもこだわりたい!という7歳の女の子にとって、スタジオ撮影での前撮りは相性抜群です。
子どもの年齢、性別、七五三でやりたいことにポイントを絞って、七五三の写真を撮影するタイミングを選択することが満足する写真を残すためにもとても重要です。
ここからは前撮り、当日撮り、後撮りそれぞれのメリット、デメリットについて解説します。
最近の主流と言ってもいい「七五三やお宮参り」での前撮り。約60%近くのご家庭が前撮りを選択されています。
前撮りはスタジオを選ぶ方が多いとお伝えしましたが、七五三詣をする予定の神社は出張カメラマンがNGだったり、人混みの神社では子供の機嫌が心配という方は、前撮りとして近所の神社で撮影だけするいう選択をされる方もいます。
七五三の前撮りでは、11月の七五三のハイシーズンをずらし、4月から9月ごろに撮影するご家族が多いです。
前撮りのメリットは以下の通り。
前撮りは、上記のようにメリットは豊富、一方で前撮りにはデメリットもあります。
前撮りでよく利用されるスタジオでの撮影は、時間制のことが多くスムーズにいかない場合などは、撮影時間が短くなってしまい、親子共に気持ちに余裕がなくなり表情が硬くなりがちです。
祈祷をせずに撮影のみが目的になるので、子どもによってはモチベーションが上がらないことも・・・。特に男の子は、遊んでしまう子も多くいい表情が残しにくい場合もあります。
またスタジオ撮影の場合、ご自身のスマホでの撮影が禁止されているスタジオも多くみられます。
撮影のバリエーションも少ないため、カチッとした家族写真や子供のソロ写真を数枚欲しい方などには良いですが、できるだけ色んな表情でバリエーション豊かにたくさん写真が欲しい方には不向きかもしれません。
七五三記念の写真撮影でBiblioのカメラマンのイチオシは当日撮りです。
七五三の写真は、必ず前撮りがいい!この着物でスタジオで撮影がしたい!と強く希望がない場合は、一般的に当日撮りを選択すれば問題ありません。
当日撮影は、七五三詣に撮影を行うので、家族の一大イベント!とみんなでその日に標準を合わせて気持ちを盛り上げることができます。
神社での家族集合写真はもちろん、ほかにも下記のようにバリエーション豊富に撮影できるため、いろいろなパターンの子どもの表情を写真に残すことができます。
また、七五三詣にカメラマンが同行する形になるので、「これからお写真撮りますよー」と言われて身構えることなく、後からデータを見たときに「え、こんなところでもシャッター切ってたんだ」とびっくりされることも多いです。よりいつもの自然な様子が写真に残すことができますよ♪
一方で当日撮影のデメリットは、ロケーション撮影とお参り中の撮影もあるため長時間の撮影がストレスになる場合も。神社によっては出張撮影がNGのところもあり事前に確認が必要になります。
また七五三のハイシーズンになると、参拝客も増えるので、子どもが人混みが苦手の場合は終始不機嫌になってしまうことや、家族の集合写真もほかの参拝客の映り込みの可能性も高くなります。
このように当日撮りもデメリットはあるものの、慣れた出張カメラマンに、当日の撮影やスケジュール管理や撮影スポットはお任せすることで、パパママは子どもの機嫌を取ることに集中したり、家族で七五三詣を楽しむことがよりしやすくなります。
Biblio Booの七五三の撮影時間は最大3時間なので、お子様の機嫌に合わせて焦らず落ち着いて過ごすことができるので機嫌が心配な方はぜひ検討してみてください!
また「後撮り」を候補に入れるのもひとつの選択肢です!
当日撮影する予定だったけど、子どもがぐずって全く着物を着てくれなかった、もともと撮影はするつもりではなかったけど、やっぱり子どもの七五三の着物姿をお写真に残しておきたい!という場合には後撮りを選択するご家庭も最近は増えてきています。
後撮りは、前撮りと同じようにスケジュールも調整がしやすく、また少しでも時期を後ろにずらすことで、お子様も成長します。この時期の半年は、年齢以上に子どもの成長を感じるものです。七五三当日は着てくれなかったお着物も、少し時期がずれることですんなり着てくれることも珍しくありません。
予算が許すなら撮影のタイミングは組み合わせてもOK!一度しかないその年で迎える七五三は後悔のないようにしっかりとお写真に残しましょう。
前撮りと当日撮影の合わせ技を選択することで、2つのいいとこ取りができます!
好きな着物が2つあってなかなか決まらない場合も、前撮りと当日で着物を分けることもできますし、1回目の着物が当日の着付けの練習にもなりバタバタしがちな当日の朝もスムーズにお支度が可能です。
また前撮りは家族のみで、当日の七五三詣は祖父母も一緒になど分けることも可能です。
ぜひ検討してみてくださいね!
前撮りと当日撮りのメリットデメリットは分かったけれど、他の利用者さんはどんなことで悩んでいるんだろう。
それは先輩ママパパも同じです。
前撮りを利用した先輩ママパパからのよくある質問をまとめましたので、参考にして前撮りするか、当日撮り(後撮り)にするか、ご家族にあった撮影を選択しましょう!
他にも心配なことがあれば、これまでたくさんの七五三に付き添ってきたBiblio Booにお気軽にご相談ください。
よくある質問1
七五三の前撮りはいつからできる??
答え:七五三は、古くから11月15日のイメージが強いかと思いますが、最近では年間を通してご家族のスケジュールでお祝いする家庭も増えてきています。
前撮りも、時期を選ばずご家族の予定にあわせてスケジュールを決めてもらって問題ございません。夏は着物での移動は暑くお子さんに負担も大きいので、涼しい時期を選択するのをおすすめします。
桜の季節の七五三や、新緑の七五三、雪の中の七五三も風情があって素敵ですよ♪
よくある質問2
当日撮影する予定が子どもの機嫌が悪くうまく撮影できなかったんだけど涙
答え:こちらの声もよく聞きますが、そんなイヤイヤや反抗期の姿も今でしか見れない姿。数年後には愛おしく感じることも多いので、こんなこともあったねと笑って写真を見てほしいと思っています。ですが着物を全く着れなかった場合など、後悔が残った場合もご安心ください。そんな時は後撮りを利用される方もいます。参拝当日にカメラマンを呼ばずご自身でも全然写真が取れなかった場合でも、お気軽に後撮りのご相談下さい。
よくある質問3
当日撮影した写真で作るアルバムは好きなお写真を選べる?祖父母のプレゼントのおすすめも教えてほしい
答え:七五三詣で撮影したお写真は、後日カメラマンからデータをお送りますので、ご自宅でゆっくりお気に入りの写真を選んでいただきアルバムを作成することが可能です。
おじいちゃんおばあちゃんには、一緒に写ったお写真がやはり一番喜ばれるので、小さめのアルバムや額装なども人気ですよ♪
よくある質問4
着付けやスタイリストの準備はできる?髪の毛も短いからアレンジができるか心配
答え:スタイリストや着付け師さんと日程が合えば、ご自宅へ派遣も可能です。撮影前に近くの美容室などでヘアセットをしてからご自宅で着付けをされる方もいます。3歳児の着物は親御さん自身でも比較的簡単に着付けができますよ。
髪の毛が短い場合でもご安心ください。スタイリストさん達は付け毛などのご用意もありますので短い髪の毛でもさまざまなアレンジが可能です。私の娘は髪を結ばせてくれない子だったので、少し巻いただけのヘアでしたが、ボブヘアに髪飾りだけでもとっても可愛いですよ♪
せっかく七五三のお参りをするなら人気の神社でお参りしたい!そう思うパパママは少なくありません。
さいたま市で七五三詣は、氷川神社がおすすめです。氷川神社の詳細な記事はこちらからご確認ください。
しかし七五三のハイシーズンは神社はとても混み合い、家族写真を撮影する場合もその他の参拝者の映り込みの可能性も上がります。祈祷も当日受付なので、ハイシーズンは受付までに30分〜1時間並ぶことも少なくありません。
ご家族で落ち着いて参拝をしたい場合は、七五三の参拝の時期をずらすことをぜひ検討してください♪
12月に入るだけでグッと混雑は減ります。
七五三のお祝いをしよう!と家族で決めたら、当日までは下記の順序で進めていきましょう。
依頼したい着物屋さんやスタジオorカメラマンをすでに決めている場合は、人気のところですと春から予約が始まっていて七五三ピーク時期の空き日程があまりない場合も多いので、まずはそちらの空き日程から選ぶのも一つです。
一番優先にしたいことを明確にして、他のことも決めていきましょう。
上記のように七五三のお祝いをしようと思ったら決めることはたくさん。お仕事や日々の子育てをしながら進めていくのも大変です。
忙しいからと後回しにしていると、あっという間に七五三のシーズンになってしまいます。余裕をもって計画しましょう。
不安な点や、わからないことなどがあれば、これまでに利用したパパママからのよくある質問などもありますので、Biblio Booまでお問い合わせくださいね♪
この記事では、七五三の前撮り・当日撮り・後撮りのメリット・デメリットについてご紹介しました。
Biblio Booの出張カメラマンのおすすめは当日撮りです。
特に初めての七五三を迎える3歳での七五三はイヤイヤ期も重なることも多く、撮影時間がたっぷり設けられている当日撮影が一番親子共にストレスなく七五三をお祝いできます。
当日撮りのメリットを最大限に生かし、七五三詣の家族写真を思い出いっぱいの素敵な写真にしませんか?
七五三を迎える上で心配なことや不安なことなどは、Biblio Boo photographyに任せて、ぜひご家族で七五三をゆったりお祝いしましょう。
七五三当日の出張撮影の様子はこちらの記事から